年末年始。

新しい年を迎え、いよいよ月末にはアラフォーの仲間入りをする
私はちょっぴりブルーですが、過ごしてきた年月を思うと、自分
がどれだけ恵まれていたか実感します。

昔は、どこかで自分を可哀相だと思っていた。
それが悔しくて、自分は特別なんだと思いたかったところもあり、
非凡を求めながらも平凡に憧れていたんだ。

2010年、よく耳にした「トイレの神様」は私にとって、とても痛い
歌です。
私が4歳になった年から、おばあちゃんは私の母代わりになって
くれました。以来二十年・・笑いあり涙あり、愛憎渦巻く存在に。
そしてあの歌と同じように、成長してうまくいかなくなった私は、
結局、家を飛び出してしまいました。。
紅白歌合戦では、泣くまいと思いながらもやっぱり号泣。
年越しそばを食べたどんぶりを洗いながら、2010年の泣き納め
でした。そんな私の涙は、娘達が拭いてくれました。
あ、もちろん夫もです^^

祖母が私にしてくれたことを、今、母親になってただひたすら、
感謝するばかりなのですが、今さらもう亡き祖母に伝えることは
できず、せめても父に返し、そして娘達に伝えていこうと思って
います。

私がとっても食べることを好きになったのも、もちろん祖母の
おかげ。楽しんで食べること、美味しいものをみんなで食べる
喜び、いろいろなことを教えてくれました。
娘達も今や食欲魔神に成長し、ガリガリだった夫もぷっくり
太り始め、私の新しい家庭でも、食べることはとっても大事な
ことです☆

今年も好きなものだけ、たくさんおせちを作りました！
黒豆と栗きんとん、煮物を鍋いっぱい。
伊達巻きもたくさん買い込んで。
田作りなんかは自分が子供の頃から嫌いだったので作らない
自己中ママだけど、みんな喜んで食べてくれます。

おばあちゃん、一緒に楽しく過ごした年末年始、懐かしいよ。
娘達も、大きくなってきたよ。きっとおばあちゃんにとって、私が
一番可愛かった頃、かな。
私は相変わらずだけど、ちょっとはオトナになったところもあるよ。
きっと、これから新たにする苦労もあるだろうけど、頑張って乗り
越えていこうと思います。
今年もどうか見守っていてください。

タグ：トイレの神様 おせち